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2010年12月27日

【アジア】損保ジャパン タイ王室系損害保険会社と提携

損害保険ジャパンのタイ現地法人である損保ジャパンタイランドは、タイの王室系損害保険会社であるThe Deves Insurance Public Company Limited(以下:テベ社)と提携した。今後、損保ジャパングループは、テベ社への各種リスクマネジメントノウハウの提供や共同商品開発を通じて、タイの損害保険市場への一層の拡大を図る。

テベ社は王室財産管理局を大株主とするタイの大手損害保険会社(2009年業界第13位)で企業物件を中心に幅広い顧客を有しており、近年は銀行窓販に力を入れるなど、成長するタイ中流顧客層の拡大にも積極的に取り組んでいる。テベ社は成長戦略の実行のため、技術力を有する外資保険会社との提携を検討してきた経緯があり、当提携により損保ジャパングループの有する高度なノウハウを得ることができる。

一方、損保ジャパンは1997年に現地法人である損保ジャパンタイランドを設立し、2009年1月に稲作農家向け天候インデックス保険を開発・発売するなど、順調に事業を拡大してきた。また、2010年9月には、これまでの取り組みが高く評価されたことにより、タイ総理大臣賞を受賞するなど、タイ損害保険市場におけるプレゼンスを高めてきた。今回の提携により、テベ社との共同商品開発やテベ社のタイ全土のネットワーク活用を通じて、一層のタイの損害保険市場への浸透を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア