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2010年12月09日

【物流】北東アジア港湾局長会議等の開催結果

国交省は2010年11月19日、20日に開催された第11回北東アジア港湾局長会議および第11回北東アジア港湾シンポジウムの結果をまとめ、公表した。

同会議等は、日韓中3ヶ国の港湾の発展を目指すため、各国の港湾担当部局の局長が港湾行政全般にわたり広範に意見交換を行うとともに、併せて3ヶ国の港湾関係者が参加するシンポジウムを開催することにより、交流の増進を図ることを目的としている。

同会議等の結果については下記の通り。

1.第11回北東アジア港湾局長会議
日韓中3ヶ国間での情報交換の場として、北東アジア地域における港湾間の緊密な連携に関して各国からプレゼンテーションを行った。また、2つの共同研究テーマ「持続可能な発展のための港湾グリーン戦略:排出ガスの削減とエネルギー効率の向上」と「北東アジア地域における地球温暖化を考慮した沿岸防災策」について、1年目の進捗状況報告を行った。

尚、2012年に開催予定の第4回日中韓物流大臣会合への報告について、協議委員会を設置し、今回の局長会議の議論をベースに報告書を準備することとなった。当該報告書では政策テーマについて、各国が協力して取り組む旨を記述していく。

2.第11回北東アジア港湾シンポジウム
日中韓の港湾関係者約150名(日本約40名、中国約30名、韓国約80名)が集まり、3ヶ国の現状と課題について将来の方向性を探るため、「北東アジア地域における将来的な物流戦略」、「環境対策による成長(Green Growth)に関する港湾における将来展望」についてプレゼンテーションを行った。

尚、12回北東アジア港湾局長会議については中国で開催される。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流