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2010年11月29日

【物流】国交省 トラック輸送情報(2010年8月)

国交省が2010年8月のトラック輸送情報をまとめた。

その結果、特別積合せ貨物(26社)の8月度の輸送量は5,243,940トンで、前月と比べ65万トン減少、前年同月と比べると約37万トン増加したため、前月比88.9%、前年同月比107.5%の実績となった。

平均稼働日数は23.5日で前月と比べると1.5日減少した。稼働1日当たりの輸送量は223,146トンで、前月と比べると約1万3千トン減少したため、前月比94.6%となった。前年同月比で見ると、平均稼働日は0.3日増加し、稼働1日当たりの輸送量は約1万3千トン増加し、106.2%の実績となった。

品目別及び地域輸送状況では、前月と比べると、すべての品目で、輸送量が減少したとの回答が挙げられた。減少要因として、工場・生産地からの貨物減がすべての品目を占めた。次いでの要因が、倉庫から出る貨物減であり、「化学工業品」「食料工業品」「日用品」の品目でみられた。主な減少地域は、関東、北陸信越、中部、大阪、近畿であった。

また、前年同月と比べると、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」「機械」「化学工業品」等で見られた。「金属製品」「機械」等の主な増加地域は東京、関東、北陸信越、中部、兵庫、近畿、中国であった。

一方で、工場・生産地からの貨物減が「農水産品」「日用品」等で見られ、「日用品」の主な減少地域は関東であった。

また、宅配便(17社)の8月度宅配便貨物の取り扱い個数は251,411千個で、前月と比べ約5,381万個減少、前年同月と比べると約959万個増加したため、前月比82.4%、前年同月比104.0%の実績となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連