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2010年11月15日

【アジア】東風ホンダ 第二工場鍬入れ式実施 2013年に生産能力を12万台へ拡大

本田技研工業の中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(以下:東風ホンダ)は、第二工場の鍬入れ式を行った。今回の式典で、2012年に稼働する第二工場の年間生産能力を計画当初の6万台から10万台へ拡大することを発表した。さらに、2013年には12万台へ引き上げ、将来的には24万台まで拡大する予定にしている。

初期の投資額は約20億元。ソーラー発電で一部の生産工程へ電気を供給することで、CO2排出量を年間600トン抑えることができるなど、中国の最先端の環境対応工場とする予定。

本田技研工業の中国における四輪車販売実績は、2009年に約58万台(前年比:122%)となり、5年連続で過去最高を更新した。2012年には「インサイト」や「CR−Z」を日本から輸入販売し、現在販売している「シビック ハイブリッド」と合わせハイブリッド車のラインアップ充実をはかる。

本田技研工業の中国における四輪車生産能力は、今回の東風ホンダの能力拡大により、広汽本田汽車有限公司の48万台と輸出工場の本田汽車(中国)有限公司の5万台をあわせ、2013年には89万台となる予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア