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2010年11月09日

【知識】私立小学校・中学校向け「学業継続支援サービス」の提供開始

学習塾を経営する日能研関東と四谷大塚は、長期療養などにより授業料等負担者の収入が急減しても、生徒が安心して学業を継続できる体制を目指し、授業料等減免規程の策定を支援する「学業継続支援サービス」を、私立小学校・中学校向けに提供開始する。また、損害保険ジャパンと協力し、当該規程により学校が授業料や授業料以外の納付金の支払いを免除した場合、学校に免除額を補償する保険を用意する。

昨今の経済状況の悪化により、授業料等負担者が、やむを得ず子供の私立学校進学を断念するケースが増加している。また、入学後、授業料負担者の収入の急減により、私立学校への通学を継続できずに公立学校へ転校する生徒も発生している。
私立小学校・中学校は、義務教育制度の対象であるものの、国および各都道府県の授業料減免助成制度等の支援策の対象となる範囲は限られており、授業料以外の納付金に対する支援はない。このような状況下で、生徒が安心して卒業まで勉学に励むことができる環境を作るため、日能研関東・四谷大塚が中心となって私立学校奨学支援保険サービスを設立した。

日能研関東と四谷大塚は「学業継続支援サービス」の全国展開は2012年4月1日開始を目指し、準備を進めていく。また、引き続きニーズ調査を実施し、私立高等学校への拡大につきましても検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識