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2010年11月05日

【物流】全ト協 トラック運送業界の景況感(7〜9月)

全ト協は第71回トラック運送業界の景況感(速報)として平成22年7〜9月期をまとめ公表した。

これによると、トラック運送業界の景況感について「悪化」とした事業者は48%(前回50%)、「好転」とした事業者は11%(前回11%)で、判断指標は▲45となり、前回▲50から5ポイント改善した。

貨物別で見ると、一般貨物では輸送数量について「減少」とした事業者は38%、「増加」とした事業者は22%で、判断指標は▲20となり、前回▲23から3ポイント改善した。
宅配貨物では、輸送数量について「減少」とした事業者が49%、「増加」とした事業者が20%で、判断指標は▲44となり、前回▲35から9ポイント悪化した。宅配以外の特積貨物においても、輸送数量について「減少」とした事業者は40%、「増加」とした事業者は24%と、判断指標は▲23となり、前回▲21から2ポイント悪化した。

次回平成22年10〜12月期の見通しでは、景況感についての判断指標が▲60と15ポイントの悪化が見込まれており、特に機械関連貨物の急速な悪化が予見される等、先行きへの不安が強まっている。

※指標について
各設問の回答に対し、増加・好転+1〜+2、横ばい0、減少・悪化-1〜-2の5段階で点数を与え、1事業者当たりの平均を100倍し算出。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連