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2010年10月27日

【環境】ヤマト運輸 「羽田物流ターミナル」の着工を決定

ヤマト運輸は、羽田空港隣接地に新物流ターミナル「羽田物流ターミナル」の着工を決定した。物流棟を中心に総延べ床面積20万平米(約6万坪)、東京ドーム4個分の広さを有する同ターミナルは、ヤマトグループ内では最大規模となる。

同ターミナルには複数のグループ会社が入居し、各社の機能を効果的に融合するために、大物・小物貨物の仕分け機や、時間帯・用途によって可変性の高い稼動を実現する新オペレーションを導入する。これらの設備によって徹底的な自動化を図り、荷物処理能力を約50%(※)向上させることができる。また計200台を超えるトラックバースとの連携により、物流に関わる時間と移動距離を最小化する。

環境にも配慮しており、敷地内の大規模緑化、長寿命建築、自然光の取り入れや、地中からの冷えた空気を利用することによる使用電力の削減を図る。このほか、太陽光発電の積極的な活用や、雨水を利用した打ち水による車路低温化を図り、ヒートアイランドを防止する。これらの各種環境設備を導入することにより、施設全体のCO2排出量は約46%の低減が見込め、年間で約14,000tの削減となる。

※ ヤマト運輸従来型ターミナル比

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】