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2010年10月21日

【物流】平成22年度上半期 JR輸送実績

JR貨物が平成22年度上半期の輸送実績を発表した。

これによると、コンテナ貨物は、積合せ貨物、農産品・青果物が前年を下回ったものの、化学工業品、自動車部品、紙・パルプなどが前年を上回り、10,317千トン(前年比5.2%増)となった。

上期は、自然災害に起因する輸送障害が多発し、高速貨499本(前年上期357本)、専貨6本(前年上期2本)が運休となった。荷動きについては、記録的な猛暑の影響により季節商品の発送が好調となったことに加え、前年、景気低迷の影響を大きく受けた輸出産業をはじめとした製造業の生産が回復したことから前年を上回って推移した。品目別で見てみると、自動車部品は前年の生産調整の反動により413千トン(前年比36.3%増)と増送した。一方、農産品・青果物は、天候不順及び夏場の大雨・高温のため生育不良となり806千トン(同7.8%減)と大幅に減送した。

車扱貨物は、セメント・石灰石は一部荷主の輸送中止により611千トン(同6.6%減)と減送し前年を下回った。しかし、石油は4月に気温が低めに推移したことで灯油の出荷が旺盛となり3,078千トン(同3.7%増)と増送し、全体で4,696千トン(同0.4%増)と前年を上回った。

 

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者