【知識】ジャパンシステムとクオリティソフトがセキュリティソリューションの分野で協業
ジャパンシステムとクオリティソフトは、クライアントＰＣ向けＩＣカード認証環境の効率的な展開・構築と利用環境の管理を実現する連携ソリューションの提供を開始した。
多くの企業が個人情報保護法や金融商品取引法への対応において情報セキュリティポリシーの策定から対策まで実施しているにもかかわらず、情報漏えい事件の報道がなくならない。また、最近では不正競争防止法（営業秘密の保護）の強化が図られようとしている。このような状況の中で、各種情報への入口となるユーザ認証における本人確認の信憑性や、システムやデータへのアクセス権管理の強化を図ることが急務になってきている。脆弱なパスワード認証では「なりすまし」や「不正アクセス」を根本的に解決することはできない。
それらを解決するために社員証や入退室システムで利用しているＩＣカードを認証デバイスとしたＰＣセキュリティ対策の必要性・重要性が再度注目されている。しかし、セキュリティを上手く運用していくためには、ユーザが使いやすく、運用者にとって展開の負荷が軽減でき、かつ運用しやすいことが重要なポイントとなる。
今回、ジャパンシステムとクオリティソフトの協業により、ジャパンシステムが提供するＩＣカード認証ソリューション「ＡＲＣＡＣＬＡＶＩＳ ＬＯＣＫｅｙ」の設定情報を、クオリティソフトが提供するＩＴ資産管理ツール「ＱＡＷ／ＱＮＤ Ｐｌｕｓ（以下 ＱＡＷ／ＱＮＤ）」のソフトウェア自動配布機能を利用して効率的にＰＣへインストールすることで、ユーザーは展開にかかる作業負荷を大幅に削減し、更に情報収集機能を用いてＩＣカード情報の定期的な棚卸しによる精度の高いセキュリティ対策が実現できるようになる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:35| 知識
