2010年10月13日
【物流】全ト協 平成23年度税制改正等に関する要望書
10月8日、全ト協は平成23年度税制改正等に関する要望書をまとめ公表した。
規制緩和以降、運賃が年々下落する一方で、安全・環境規制の相次ぐ強化等による大幅なコスト増大などによりトラック運送事業者においては深刻な経営危機に瀕している。こうした険しい経済苦境の中、国による思い切った経済・景気対策など諸政策の推進による経済の回復を期待しつつ、健全なトラック輸送サービスの維持確保を図るため、同要望書では平成23年度の税制改正等に関し、自動車に関する負担軽減といった税制関連諸政策についての要望などを「重点要望事項」と「一般要望事項」の大きく２項目に分け、まとめている。
【重点要望事項】
①自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
（自動車取得税・重量税の廃止、軽油引取税の抜本的な見直し等）
②高速道路料金の半額化等の引下げ及び営業車特別割引の創設
もしくは大口多頻度割引の深堀り
③環境税等新たな税負担となる新税創設反対
④中小企業の法人税率の引下げ
⑤運輸事業振興助成交付金の継続及び法制化
【一般要望事項】
①ディーゼル車排ガス対策優遇措置
②その他の自動車関係諸税の軽減
③事業基盤強化税制
④優遇措置の恒久化
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
