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2010年10月01日

【知識】学研ホールディングスと市進ホールディングス 業務提携に向けた協議

学研ホールディングスと市進ホールディングスは、業務提携に向けた協議を開始した。

両社は、学研ホールディングスの子会社である学研塾ホールディングスは、2010年4月に市進と科学実験講座「学研サイエンススクールに関する契約」を締結するなど協業関係にあった。

2010年6月の日経調査でも、団塊のピーク時に270万人いた新生児は、今や120万人、さらに今年の新生児見込みは93万人にまで落ち込み、少子化によるマーケットの縮小、加えてデフレによる低価格戦略の広がりと、教育業界は厳しい時代を迎えている。一方で、学校と塾のシナジーの共存、教育におけるデジタル化の加速等、教育市場は大きな変革を迎えている。

このような状況の中、両社はこれまでにも部分的な協業を進めていたが、業務提携を締結することにより、小学生から大学受験まで、各々の得意分野やリソースを有効活用し、新たなシナジーの創出、並びに業務効率の推進が可能となり、両社の企業価値向上が図れるものと判断した。更に、両社は、業務提携により、教育サービス業界の更なる発展と成長に寄与するとともに、提携事業の推進を深めながら、さらなる両社の関係発展を目指すとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識