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2010年09月27日

【物流】社会保険等未加入事業者への処分状況

社会保険等未加入事業者への処分状況

9月15日、国土交通省が社会保険等未加入事業者への処分状況(平成21年7月〜平成22年6月)を発表した。

これによると、社会保険等未加入による車両停止の処分事業者数の合計は148社(48社)で、前年の8社(4社)に比べ大幅に増加した。また、警告の処分事業者数の合計は235社(60社)で、前年の79社(24社)に比べると車両停止同様、大幅に増加した。運輸局別では関東運輸局が最多で、同局内では前年の車両停止が1社(1社)、警告が12社(11社)だったが、今年はそれぞれ90社(32社)、84社(18社)へと増加した。

同省は、トラック運送事業における健全な競争環境の整備を図るため、平成20年7月から社会保険(健康保険、厚生年金保険)及び労働保険(労働者災害補償保険、雇用保険)への未加入トラック運送事業者に対し、貨物自動車運送事業法上の違反行為として行政処分を行っており、制度導入時はこれら社会保険等の一部未加入については警告処分としていた。しかし、平成21年10月からは直ちに車両停止処分とするなどの処分基準の強化を行っており、今後とも本処分制度の的確な運用を図るため、本省、地方運輸局レベルで関係機関と連携を強化していく方針。

※車両停止、警告処分事業者数の( )内は社会保険・労働保険ともに未加入の事業者数

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連