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2010年09月24日

【知識】三菱UFJニコスとネッツエスアイ東洋が交通系電子マネー対応の食券販売機で協業

三菱UFJニコスと、自動券売機製造・販売大手のネッツエスアイ東洋は、交通系電子マネーの加盟店開拓で合意し、「Suica」「PASMO」など対応の自動券売機を共同で導入する。第一弾として、食堂業務受託企業のアイビー・シー・エスが運営する学生食堂に「Suica」対応自動券売機を設置することが決定した。

両社の提携は、コンビニ大手のローソンやサークルKサンクス等への交通系電子マネー導入実績を有する三菱UFJニコスの収益源拡大の意向と、ネッツエスアイ東洋の自動券売機拡販の狙いが合致したもので、小額決済ニーズが見込める外食産業向けに、共同で交通系電子マネーの加盟化を推し進めていく。

具体的には、ネッツエスアイ東洋が交通系電子マネー対応の食券販売機を販売する際、三菱UFJニコスが交通系電子マネーの加盟店契約の窓口となり、契約後の売上精算業務を受託する。これにより加盟店は、従来、交通系電子マネーの運営各社と直接行っていた事務作業を簡略化でき、スピーディな導入ができるようになる。

現在、交通系電子マネーは、便利で身近な支払い手段として、着実に利用が拡大している。自動券売機の主力市場である外食産業を中心に導入ニーズは一段と高まっていくものと考え、両社は駅周辺のファストフード店や学校・企業内の食堂などに今後3年間で200ユーザーへの導入を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識