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2010年09月06日

【物流】「道路空間のオープン化」の提案募集結果

国交省は、「道路空間のオープン化」に関するプロジェクト提案の結果をとりまとめ公表した。「道路空間のオープン化」は、従来の道路空間の利用についての制限を緩和し、新たな官民連携によるインフラの整備・管理、一般道路も含めた都市の道路空間を活用した新たなビジネスチャンスの創出を目指すもので、平成22年6月25日〜7月31日まで「道路空間のオープン化」に関するプロジェクトの提案を国民から募集していた。

これによると、「道路空間のオープン化」に関する提案の応募総数は166件で、提案者の内訳は民間会社が87件(52.4%)、個人・NPO等が68件(41.0%)、地方公共団体が11件(6.6%)となった。また、提案内容の内訳は上部空間への民間施設の建設が35件(21.1%)、広告の設置が27件(16.3%)、オープンカフェ等の設置が19件(11.4%)、自転車駐輪場、駐車場の設置が16件(9.6%)、太陽光発電設備の設置、高架下への商業施設等の設置がともに11件(6.6%)、高速道路と民間施設の接続IC、JCTの有効活用が6件(3.6%)、駅前広場・自由通路の整備が5件(3.0%)となった。

今後は、有識者等の意見を交えながら利便性、安全性、景観の形成等の観点や、プロジェクトの実施可能性などを踏まえ、制度の検討を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連