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2010年08月31日

【物流】国交省 自動車点検整備推進運動を実施

8月27日、国交省は9月から10月までの2ヶ月間を強化月間として「自動車点検整備推進運動」を全国的に展開する、と発表した。

これは、自動車ユーザーの保守管理意識を高め、自動車の点検整備の確実な実施を推進し、自動車の安全確保・環境保全を図るため、自動車点検整備推進協議会(自動車関係30団体)及び大型車の車輪脱落防止対策に係る啓発活動連絡会(自動車関係14団体)と連携し実施するもの。

自動車点検整備推進運動の主な概要は「一般ユーザー向け啓発」、「大型自動車に対する重点的な取組」、「エコ整備の啓発」の3つで、1つ目の「一般ユーザー向け啓発」では、自動車の点検整備の重要性を呼びかける為、強化月間中、マイカー点検教室、自動車の無料点検、講習等などの啓発活動を全国各地で実施する。2つ目の「大型自動車に対する重点的な取組」ではバスの車両火災事故、大型車の車輪脱落事故等が依然として発生している状況を踏まえ、事業用大型自動車について、定期点検時に特に注意して点検すべき重点項目(ホイールの取付状態、燃料装置等)を設定し、重点点検を実施する。

また、高速道路のサービスエリアにおいて、大型車ドライバーを対象とした点検整備の実施を啓発するポスターの掲示やチラシ等を作成しての広報活動を実施する。3つ目の「エコ整備の啓発」では、本年3月に開催されたエコ整備検討会において、適切な点検整備を行うことで、車の燃費が2%程度改善し、CO2の削減も同程度見込まれるとの報告を受け、点検整備を行うメリットについて自動車ユーザーに対し周知活動を実施する。

なお、本運動は6月、10月を強化月間として実施している「ディーゼルクリーン・キャンペーン」と連携を図りつつ実施する。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連