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2010年07月21日

【流通】USB端子につなぐだけで使える糖尿病データ管理システムを発売

--- アークレイ インストール不要、USB端子につなぐだけの糖尿病データ管理システムを発売 ---

臨床検査機器・体外診断医薬品メーカーのアークレイは、新しい糖尿病データ管理システム「SMBG Viewer Lite(エスエムビージー ビューワ ライト)」を発売した。インストール不要でパソコンのUSB端子に接続するだけで使用でき、より簡単に血糖測定データの解析を行うことができるようになった。

糖尿病の治療は、合併症を防ぐために血糖値をコントロールすることが重要で、糖尿病患者は必要に応じて自宅で血糖測定器により血糖自己測定を実施している。医療従事者が血糖測定の結果を解析して、生活習慣改善のアドバイスや薬物治療の効果判定を行うことで、より効果的な血糖値のコントロールの実現ができる。そのような中、時間的な制約から、血糖測定データを解析できるソフトを活用して診療の効率化を図っている医療施設もあるが、このようなソフトは、CD−ROMからインストールする必要があったり、ネットワーク環境がないと使用できなかったりと、手軽に使用できない面があった。

アークレイは、糖尿病データ解析ソフトの開発を長年手がけてきたノウハウを活かし、糖尿病療養指導の現場でより簡単に使用できるように「SMBG Viewer Lite」を開発した。パソコンのUSB端子と血糖測定器を接続するだけで使用でき、従来のシステムで必要であったドライバやアプリケーションソフトのインストールは不要。パソコンの最小限の操作により、患者が使用する血糖測定器に保存されている血糖測定データを診療時にわかりやすく表示することができ、印刷した解析データを患者が持ち帰ることも可能なので、効率的な療養指導が行うことができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通