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2010年07月13日

【環境】JR貨物 日本通運と共同で炭化ケイ素を全国輸送

JR貨物は日本通運と共同で屋久島電工が唯一国内で製造・販売を行っている「炭化ケイ素」のサードパーティー・ロジスティクス(3PL)及びモーダルシフトを開始すると発表した。屋久島の生産拠点から鹿児島に運び、そこから全国に鉄道輸送する形で、年間の取扱量は2万4千トンを見込んでいる。

従来、屋久島から福岡、愛知、千葉へ分散して海上輸送され、その後トラックで配送していたものを、一旦日通の鹿児島支店倉庫に集約し貨物ターミナル駅から全国の貨物駅に鉄道輸送する。そしてトラックで最終目的地まで配送することで、CO2排出量は従来のトラック輸送比36%減の526トンを見込んでいる。これによって拠点集約による在庫管理の効率化が期待され、日通側も窓口のワンストップ化による事務の簡素化など物流コストの低減にも寄与するとしている。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】