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2010年07月13日

【アジア】理経が韓国シリコンマイタス社と販売代理店契約を締結

理経は、韓国シリコンマイタス社と新規販売代理店契約を締結し、液晶ディスプレイ用パワーマネジメントICを販売する。シリコンマイタス社は、韓国 ソウルに本社を構えるファブレスの半導体デバイスメーカーで、2007年2月創業で、経営層および主要メンバーはパワーマネジメントIC (以下:PMIC)分野の豊富な経験を持っている。

シリコンマイタス社のPMICは最先端のBCDプロセス(※)で、設計・製造されたミックスド信号ICで、ユーザーの要望に的確に応えるアプリケーションに対応したICを得意としており、液晶TV、ノートブックPC、モニター等に採用されている。また、豊富なIP(Intellectual Property)をベースに、ユーザーのニーズに合わせた高品質のPMICを短納期で開発可能。PMIC単体設計からユーザーのシステム設計サポートまで経験豊富なスタッフがトータルにきめ細かなサポートを行っている。

シリコンマイタス社は、最適なワンチップソリューションを提供し、PMICを使用する数々のユーザーより好評を得ている。

シリコンマイタス社は、2010年には全世界で7,000万台以上の出荷が予想されるLEDバックライト搭載液晶テレビなどに搭載される「フラットパネルディスプレイ」、日本でもスマートフォンやデジカメなど500万台規模の市場を形成するようになった「モバイル」、LED バックライトユニット、照明、高出力管理分野などの構成部材ベースでも3兆円の市場規模を誇る「Green Energy」の三分野向けの製品に注力している。既に、韓国ではサムスン、LGなどの大手ディスプレイメーカーへの納入実績があり、飛躍的な成長を遂げている。

理経は、シリコンマイタス社と共にPMICを日本国内のディスプレイメーカー、モバイル端末メーカーなどに拡販していく。

※ BCD(bipolar,CMOS,DMOS)
アナログ回路の制御に使われるバイポーラと、動作が速くデジタル制御回路に適したCMOS、パワーMOSFETの制御に適するDMOSのプロセス制御を一体化したプロセス技術

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア