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2010年06月17日

【環境】川崎汽船 「社会・環境レポート2010」発行

川崎汽船は「社会・環境レポート2010」を発行し、環境保全と安全運行の取組みや、社会的責任に対する姿勢について報告している。

同社はエネルギー効率が高く、CO2の低減にも有効な船舶輸送を、今後も存続していくために、海上での環境保全活動として「Eco Slow Steaming(ESS)」を実施している。

この取組みは船の速力を下げ、それによるリードタイムのロスについては一隻増やし従来通りの週一便体制を維持するというもの。通常、船の速力を2倍にしようとすると、必要なエンジンの馬力は8倍であり、燃料も8倍必要となる。逆に速力を10%下げることで燃費消費は27%減少し、CO2排出量も削減される。

他にもエンジン改装によるエネルギー率の向上や、エンジンから排出されるガスが持つ熱エネルギーの有効活用などが挙げられている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】