<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年06月16日

【知識】神戸物産と石垣食品、資本・業務提携

神戸物産は、石垣食品との間で、資本提携及び業務提携に関する基本合意書を締結する。

神戸物産の事業領域である食品業界は、先行きへの不安感から消費者の生活防衛意識による低価格志向は日を追って高まっており、デフレによる企業間の値下げ競争は激しさを増している。このような環境の中、神戸物産グループは「安価でクオリティーの高い商品」という消費者ニーズへの迅速な対応をすべく、自社グループ内において商品の製造から販売まで手掛ける「製販一体」の仕組により、安全安心かつ利益率の高い商品を扱った「食卓応援&爆弾価格」や「挑戦します!日本最安値」といった施策を展開している。

石垣食品株式会社は、昭和40年に「水出しティーバッグ麦茶」を世界に先駆け開発した。また、ミネラル麦茶を開発する以前から、業務用乾燥具材を製造している具材メーカーでもあり、平成3年からは中国山東省に子会社を設立、ビーフジャーキーの製造を開始し、日本人向けの醤油味ベースの商品を開発するなどして、現在もなお幅広い層からの支持を集めている。

神戸物産は、石垣食品からの第三者割当増資を引き受ける。石垣食品と技術・ノウハウを共有し、商品開発を行うことで、「安全・安心」である商品を、ベストプライスでご提供できる仕組みの強化につながり、また、業務スーパー各店の勢いを盛り上げることにより、結果として株主価値の向上が実現されるものとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識