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2010年06月10日

【知識】東北大学と住友金属鉱山が、非鉄金属素材の有効活用と機能化増進に向け連携

東北大学と住友金属鉱山は、研究開発・人材育成など相互の協力が可能な全ての分野において、持続的・組織的に研究教育を推進するため、連携協力協定を締結した。

この連携協力協定により、材料科学に関する研究教育の連携を通じて、我が国の学術及び産業技術の振興、ならびに世界的な非鉄金属素材の有効活用と機能化の増進に重要な役割を果たしていけるものとしている。

東北大学と住友金属鉱山とは、独立行政法人化を契機として平成15年度に東北大学の多元物質科学研究所との間で包括的産学連携に関する共同研究覚書を締結し、その締結以後毎年度、多元物質科学研究所内の各研究室との間で、これまで多元硫化物系蛍光体の合成など複数の研究テーマでの共同研究を実施し成果を上げてきた。こうした実績を背景に、両機関は、非鉄金属素材の有効活用と機能化の増進に向けて、相互協力が可能な全ての分野で共同研究を推進させることとなった。

今後、東北大学における多元物質科学研究所以外の工学研究科、原子分子材料科学高等研究機構、金属材料研究所及び流体科学研究所などの複数の研究科及び研究室とも共同研究を包括的に実施していく予定で、住友金属鉱山が抱える広範な課題に対応できる体制としていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識