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2010年06月14日

【アジア】伊藤忠商事とBMCなど ブルネイ・ダルサラーム国でのメタノール事業で操業開始

伊藤忠商事、三菱ガス化学(以下:MGC)、およびBrunei National Petroleum Company(以下:Petroleum BRUNEI)は、合弁会社であるBrunei Methanol Company(以下:BMC)において、年産85万トンのメタノール事業の操業を開始した。

伊藤忠商事、MGC、およびPetroleum BRUNEIは2006年3月にBMCを設立し、プラント建設を進めていたが、2009年12月にプラント完工、2010年4月にメタノールの生産を開始、同5月に製品の初出荷を行うに至った。

メタノールは多くの川下製品を持つ基礎化学品の一つで、主にホルマリン、酢酸などの化学品用途の原料として使用いる。またバイオディーゼルやDME(ジメチルエーテル)など、幅広い用途での利用拡大も見込まれている。現在の世界需要は年間約42百万トンですが、今後も年率4〜5%の成長が見込まれており、特に本合弁事業のメタノール輸出先であるアジア市場では、経済成長に伴い、更なる高い伸びが期待されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア