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2010年06月07日

【アジア】大塚製薬  インドネシアにポカリスエットの新工場開設

大塚製薬のインドネシア現地法人P.T.アメルタインダ大塚(P.T. Amerta Indah Otsuka)は、ポカリスエットの新工場、「クジャヤン(Kejayan)工場」を開設する。

大塚製薬は、ポカリスエットをインドネシアでは1989年に販売を開始。以来順調に拡大し、インドネシアでの2009年度の売上高は前年比約30%増、年間販売本数約4億5千万本にまで成長している。これまでインドネシアでは西ジャワ州のスカブミ(Sukabumi)工場でポカリスエットの生産をしており、販売本数の増加に伴い、新たに東ジャワ州にクジャヤン工場を竣工した。

クジャヤン工場では、陽圧無菌充填方式(※)を採用し、従来の350mlペットボトル重量を約20%(約4.5g)軽量化することにより、原油由来の樹脂量を削減できる製造ラインを導入した。また、同工場はISO14001認証を取得しており、積極的に環境保全活動にも取り組んでいる。

※陽圧無菌充填方式
無菌状態のブースの中でボトルに常温の「ポカリスエット」を充填し、キャップを締める直前に窒素を充填しボトル内部を『陽圧』にする方法
ペットボトルの軽量化を可能にしつつ強度を維持でき、リサイクル時につぶしやすいという特徴がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア