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2010年05月21日

【流通】図書館などで本の動きを把握できる書籍管理システムを開発

--- 帝人ファイバー RFID(※)による書籍管理システム ---

帝人ファイバーは、2次元通信シート「セルフォーム」と2次元通信技術を使用したUHF帯のRFIDによる書籍管理システムを開発し、千葉大学附属図書館との実証実験を開始した。

このシステムは、長距離での読み取りに特徴があるUHF帯を用いながら、近距離での安定した読み取りを可能にしたRFIDシステムで、長距離読み取りの特徴を活かした書籍在庫の一括点検や、書籍管理のために出入口に設置されるゲート幅(従来は90cm程度)の拡張などを可能にするだけでなく、近距離読み取りの特徴を活かして、書籍が手に取られた回数のデータ収集などを実現することもできる。

帝人ファイバーは千葉大学附属図書館での実証実験を契機として、図書館や書店での在庫管理に加え、店頭の商品や薬品の管理など、幅広い用途に活用できるシステムの開発を目指す。

※ RFID
Radio Frequency Identification(電波による個体識別)の略
電波の送受信により、非接触でICチップの中のデータを読み書きする技術
商品などの識別、管理に利用される

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通