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2010年04月12日

【物流】国交省 コンテナ物流情報サービス開始

国交省は4月19日より、ウェブサイト型情報システム「Colins」(コンテナ物流情報サービス)を開始する。

Colinsは、ターミナルオペレーター、荷主、トラック運送事業者、海貨業者などの事業者間でコンテナ物流情報を共有化するためのウェブサイト型の情報システムで、共有化する主な情報は、輸入コンテナのCY搬出可否情報、船舶動静情報、ゲートオープン時間情報、港頭地区の混雑状況カメラ画像情報など。

国交省では、同システムによって、輸入コンテナのCY搬出可否、船舶動静に関する海貨・陸運事業者からターミナルオペレーターへの電話問い合わせの削減、渋滞を回避した陸運事業者の効率的な配車の実現、コンテナターミナルにおける陸運のゲートトラブルの削減などの効果が期待できるとしている。当面、東京湾、横浜港、川崎港を対象にサービスを開始するが、今後は他の港湾にも拡大する予定。

同システムは、国交省港湾局が2009年度から3年計画で実施している「スーパー中枢港湾を核としたコンテナ物流の総合的集中プログラム」の港湾物流情報化推進モデル事業で、モデル事業期間中は国交省がシステム構築と運営を行い、事業立上げのリスクを負担する。供用開始から2年間は国交省で運営し、その後は有料サイトとして他の運営者に移管する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連