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2010年04月09日

【物流】中部空港 5ヵ年期間の中期経営戦略発表

3月末日に、中部国際空港会社が「セントレアグループ中期経営戦略」を発表。これは、前計画期間より1年長い10年度から14年度までの5ヵ年の期間で、最終年度に旅客数1,200万人、国際貨物取扱量24万トンを達成する他、安定的に500億円以上の収入を確保することを掲げて、中長期的に黒字体制を確立するもの。これにより、累損を消し、将来的な経営基盤を固めていく方針である。

数値目標については、2006年度の記録である旅客数1,199万人、国際貨物取扱量23万9,000トンのレベルに戻すことを目指す。2009年度の見通し数値は旅客数が929万人、国際貨物取扱量が12万トンとなっている。

セントレアが目指す姿としては「魅力ある空港」「競争力ある空港」「先進的な空港」「健全で活力ある空港」の4つが計画の中で掲げられ、各々の具体的な施策が盛り込まれている。中でも、貨物事業については、ものづくりの拠点である中部圏の空港として、成田空港に偏在した物流構造から転換し、地域空港であるセントレアの活用を促進させてリードタイムや物流コストの縮減、環境負荷の低減を目指す考えを示している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 物流事業者