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2010年03月04日

【物流】全ト協 交通対策委員会開催

先月23日、全ト協が交通対策委員会を開催し、2010年度の助成事業、交通安全対策事業案やトラックドライバーコンテストの実施要項案について協議した。

同委員会の冒頭で、国土交通省自動車交通局の大森安全政策課事故防止対策推進官が「事業用自動車の安全対策について」をテーマに講演。

昨年3月に策定された事業用自動車総合安全プランに基づいて、省令改正などを今年度中に実施し、点呼時のアルコールチェッカー使用の義務付けを1年以内に予定していることや、デジタル式運行記録計や映像記録型ドライブレコーダへの補助を実施していることを説明。さらに、先進安全自動車(ASV)普及促進事業の補助対象として衝突被害軽減ブレーキの他に、2010年度には「横滑り防止・車輌安定装置」「ふらつき・車線逸脱警報」も新たに加えるとした。

この他、事務局から2009年(暦年)の事業用貨物自動車の事故発生状況が発表された。

これによると、交通事故全体は73万6,688件(前年比3.8%減)、死亡事故は4,773件(同5.0%減)、死者数は4,914人(同4.7%減)となった。

このうち、事業貨物自動車が第一当事者となった事故件数は2万4,974件(同13.4%減)、死亡事故は393件(同8.8%減)、死者数は410人(同8.9%減)となり、減少したことが明らかとなった。

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連