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2010年02月17日

【知識】ヘルスケア分野のシステム事業拡大で日本事務器とNDソフトウェアが協業

日本事務器(以下:NJC)とエヌ・デーソフトウェア(以下:NDソフトウェア)は各々の取締役会において、保健・医療・介護といったヘルスケア分野におけるシステム事業拡大を図るため、新介護システムの開発を軸に協業することを決議した。

ヘルスケア分野では、高齢者人口の急速な増加に伴い、急性期医療だけではなく、慢性期医療・介護をトータルにサポートする医療法人が増加してきた。そのため、医療・介護の垣根を越えたケアミックス型システムの充実が必要となっている。

さらに高齢者を地域で支える地域包括ケアの充実や、平成24年には診療報酬改定と介護保険制度の大幅な見直しが同時に実施される見込みであることから、従前にもまして、医療・介護の連携が重要視されてくるものと予想される。

今回の両社の協業は、こうした市場動向に対応し、互いの得意分野のリソースを活かすことで、顧客ニーズに対応した利便性の高い次世代商品を開発し、市場へ提供することを目的としている。

介護・福祉分野では、実績のあるNDソフトウェアの介護関連システムを核に、両社統一コンセプトに沿って、機能融合・拡大を図り、お客様に望まれる新介護システムを開発する。また、SaaSやICTを活用し、ユーザーの運用を支援するネットワーク型サービスの提供を予定している。

医療分野では、実績のあるNJCの医療関連システムを基に、両社の医療分野のソリューションを相互に提供し、医療法人様への慢性期ケアミックス型システムの充実を図る。更に保健・医療・介護分野の情報を一元管理できるツールを開発・提供することで、地域医療EHR(電子健康記録)の基盤となる情報システムの構築を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:16| 知識