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2010年02月12日

【知識】国内IPテレフォニー分野での協業

OKIネットワークス(以下:ONWS)、パナソニック システムネットワークス(以下:PSN)とPSNの販売子会社であるパナソニックCCソリューションズ(以下:PCCS)は、IP−PBXをはじめとする国内のIPテレフォニー分野において協業することで基本合意した。三社は、中小規模事業所向けIPテレフォニー商品の開発を共同で進め、2010年度の第3四半期より販売を開始する予定にしている。

現在、企業向け通信機器市場は電話、メール、Web会議などの様々なコミュニケーションツールを統合するユニファイドコミュニケーションを中心に拡大すると予測されている。なかでも、中小規模の事業所でのシステム導入に対するニーズは強く、堅調な成長が見込まれており、今後、IP化が益々進むとともに、より中小規模の企業に最適な商品を求める声が高まってきている。

PSNは中小型PBXやコードレス電話機で世界No.1のシェアを持ち、通信関連事業をグローバルに積極的に展開している。一方、ONWSはVoIP技術開発に優れ、先進的なIPテレフォニー商品を大規模事業所からSOHO市場まで揃えるなど、業界を常にリードしてきた。今回、PSNおよびPCCSのIPテレフォニー商品のより一層の品揃え強化を目指す思いと、多様化する業種業態向け商品力の強化を図りたいONWSの思いが合致し、協業することで合意した。

この協業により、三社はONWSの中小規模事業所向けIPプラットフォームにPSNの各種端末を収容する新商品を共同開発する。さらに、PCCSはONWSとともに顧客に対し幅広くソリューション提案するために、それぞれが得意とする商品を相互に提供するほか、ユーザーおよびパートナー向けサポート体制をより強化することで、IPテレフォニー分野での販売を強化していく。

今後、ONWS、PSN、PCCSは、今回の合意にもとづき、国内IPテレフォニー分野において、より一層の事業拡大を図る。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:47| 知識