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2010年02月10日

【知識】大塚商会とNECとサイオステクノロジー 業務継続ソリューションで協業

大塚商会、日本電気(以下:NEC)、およびサイオステクノロジー(以下:サイオス)の3社は、業務継続ソリューションで協業する。

この協業に基づき、3社はファイルサーバパック「TWIN NAS 2TB(ツイン ナス 2テラバイト)パック」を開発した。従来比3倍の速さでの高速自動バックアップができ、障害時のサーバ切り替えもスムーズに行える。これにより、業務継続を目的とした信頼性の高い、高性能かつ低価格でのバックアップシステムの導入が可能となる。本パックは、NECの NAS(※)製品「iStorage NS49P」、サイオスのデータ複製ソフト「DataKeeper for TWIN NAS」、さらに、大塚商会の保守サポートがセットになっている。
「TWIN NAS 2TB」は、2010年3月より大塚商会が販売する。

企業が扱うデータ容量は年々増加しています。しかし1TBを超える大容量のデータでは、バックアップとリストアにかかる時間とコストが課題となり、円滑な業務継続を実現することが難しい。

「TWIN NAS 2TBパック」では、万が一のハードディスクの障害時においても、ファイルサーバの連続稼動およびデータの保全ができる。また、オプション追加で電源、ファンの冗長構成をとることもでき、より信頼性の高いファイルサーバ構成が可能。

また、大塚商会の保守サービス「たよれーる」が、万が一、稼動サーバに障害が発生した場合は、エンジニアが訪問し迅速に稼動サーバから待機サーバへの切り替え作業を行う。

稼動サーバに保存されたデータは、あらかじめ設定した時間に自動的にバックアップされる。これは、ディスクの中で更新されたデータ領域のみバックアップすることができ、フルバックアップをすると一晩かかっても完了できないような大容量のデータも短時間でバックアップし、フルバックアップと同等の状態にできる。また、ファイルデータだけでなくファイルのアクセス権やフォルダの共有設定などの付加情報もバックアップできる。

※:NAS(Network Attached Storage)

既存環境に対する変更を加えることなく大規模なファイルサービスを提供する、ネットワーク接続型ストレージに特化したアプライアンスサーバ(単機能サーバ)
一般的にNASは非常に導入が容易で、ユーザはネットワーク管理やOSに関する広範な知識がなくとも、NASをネットワークに接続、電源を投入し、最小限のセットアップ作業を行うだけで運用を開始することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:39| 知識