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2010年01月18日

【物流】東ト協 3年で死亡事故半減

1月5日、東ト協により会員事業者が第一当事者として関与した都内の死亡事故を3年間で半減させるという3ヵ年計画が、2009年末に達成されたことが発表された。

2007年の初年に掲げられた「会員の事故半減3ヵ年計画」に伴い、ドライブレコーダーの装着助成が開始された。現在では3万5,000両に装着されており、これは会員保有車両 の約半分に該当する。3ヵ年計画が宣言された2007年に都内で起きた営業ナンバートラックが第一当事者の死亡事故55件のうち、東ト協会員が関与したのは21件であった。翌年には11件に減少(前年度比47.6%減)、2009年は6件にまで減少(前年度比45.5%)し、2007年の21件に比べると2009年は71.5%減少したことになり、3ヵ年計画の半減目標を達成した。

これらは、警視庁からのデータをベースに、東ト協会員に限定して第一当事者として関与した死亡事故を抜き出しており、当初はデータから第一当事者であるか否かが区分できなかったので、2006年と2007年の平均値18件の半数「9件」を目標に設定し、結果的には目標より3件下回った。
事故防止対策で年数や削減目標を明確に決め、協会挙げての全会員の努力による取り組みで計画目標を達成できたことは極めて珍しいとされている。

 

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投稿者:gotsuat 09:22| 行政関連