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2010年01月15日

【流通】アジアの言語向けに縦書きテキストの表示・閲覧を実現する電子書籍ビューアを開発

--- ACCESS、EPUB規格準拠の電子書籍ビューア ---


ACCESSは、国際的な電子書籍ファイルフォーマット規格であるEPUB(※)に準拠した、電子書籍ビューア「NetFront(R) Book Viewer EPUB Edition v1.0」を開発した。同ビューアは、従来の横書きテキストに加えて、アジアの言語向けに縦書きテキストの表示・閲覧を実現している。

「NetFront Book Viewer EPUB Edition v1.0」は、携帯電話および情報家電向けブラウザ「NetFront(R) Browser」のエンジンをベースとするEPUB規格準拠の電子書籍ビューアで、英語などの横書きテキストに加えて、日本語、中国語(簡体・繁体)、韓国語など縦書きでのテキスト表示・閲覧ができる。さらに本文へのハイライト、しおりの挿入、メモの追記といった読書体験をより豊かにする機能も搭載されている。同ビューアを採用することにより、国際的な標準仕様であるEPUB規格に対応した数多くの電子書籍コンテンツを活用できることから、通信事業者や端末メーカー、コンテンツプロバイダは、投資を抑えつつ、アジア言語表示での電子書籍ビジネスへの参入ができるようになる。

現在、世界の電子書籍市場は急速に拡大している。ACCESSは、電子書籍市場のさらなる活性化に向けて、このたび発表のEPUB規格準拠の電子書籍ビューアをはじめ、小説やコミックの快適な閲覧環境を提供する電子書籍ビューア「NetFront(R) Book Viewer v2.0」、書籍データを容易に電子コンテンツ化するオーサリングツール「NetFront(R) Book Builder」、電子書籍を販売する「ケータイ書店Booker’s(R)」といった出版プラットフォーム事業を展開している。これまで培ったソフトウェア技術力およびノウハウを結集し、引き続き世界の電子書籍市場の拡大に貢献していく。


※:米国の電子書籍化標準団体であるIDPF(International Digital Publishing Forum)が
普及促進するオープンな電子書籍ファイルフォーマット規格

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:51| 流通