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2010年01月14日

【物流】航空貨物運送協会 11月航空貨物実績

航空貨物運送協会が11月の航空貨物取扱実績をまとめた。これによると、国際輸出実績は2009年に入って初めて増加に転じ、件数が27万3,002件(前年同月比9.4%増)、重量が8万3,304トン(同20.1%増)となった。しかしながら、8月以降増加基調だった取扱重量が前月比で減少に転じているほか、前々年の11月との比較でも重量ベースで約3割減と低水準にとどまっているなど、回復に向けた力強さには欠けた状態が続いている。

方面別の重量実績では、TC1(米州)向けが1万8,068トン(同15.4%増)、TC2(欧州・アフリカ・中近東)向けが1万7,249トン(同3.1%増)、TC3(アジア・オセアニア)向けが、4万7,986トン(同29.8%増)となり、欧州向けの回復の遅れが目立つのに対し、アジア向けは好調に推移した。

一方、輸入航空貨物実績では、件数が22万9,215件(前年同月比0.1%増)、重量は8万9,220トン(同4.2%増)となり、輸入件数が2008年9月以来、14ヶ月ぶりに前年実績を上回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:39| 国際物流