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2010年01月07日

【物流】高速無料化実験予算 大幅削減

12月22日、国土交通副大臣である馬淵氏は、2010度より実施する高速道路料金の無料化に向けて行う社会実験の対象予算を1,000億円として、この中から路線を限定して無料化を実施することを国交省と財務省で合意した旨を発表した。これは当初、国交省が概算要求で計上していた予算の6,000億円の6分の1にあたる。

この減額の影響に関して馬淵氏は、マニュフェスト通りの3年で完全実施するように進めていくことを強調し、他への交通機関の影響は、路線を限定することで対応が可能である、としている。実施時期は、必ずしも4月1日から始めるというわけではなく、季節波動を見つつ効果的な時期に実施する考えを示した。

今回は無料化とともに、土休日の一律1,000円といった現行の高速道路利便増進事業の見直しを行った上での統一料金制度の導入や割引率の拡大を実験として行っていくことで合意している。更に、民主党が2010年度予算編成への要望書内に含めている軽自動車の料金負担軽減も進行させる。

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連