2009年12月18日
【知識】穀物加工機器メーカー・山本製作所とサタケが包括的提携
山本製作所とサタケは、両社間で包括的提携した。
山本製作所は、１９１８年（大正７年）に創業した収穫後機器の専門メーカーで、穀物乾燥機、ライスセンターや精米機などの開発販売を主業としています。サタケは１８９６年（明治２９年）に創業した穀類調製加工機械のメーカーで、山本製作所と同様に収穫後機器の開発販売を主業としている。両社は、社歴や事業領域に共通した点があることから、かねてより相互発展のための提携について協議してきた。
両社の技術を融合させることで効率的な新製品の開発・生産が促進され、重複している販売領域での物流・販売・アフターサービス等の効率化を図れることなど、両社の協力・補完体制により相互の利益と事業の持続的な発展が可能との結論に至った。
包括的提携契約は、両社で推進する協業作業を円滑に進めるために締結するもので、具体的な提携業務は個別に協議を進めている。大枠として、（１）生産・調達、（２）販売・広告宣伝、（３）技術開発・製品開発、（４）物流・アフターサービスの、４項目を掲げている。
現段階で決定している提携業務は製品相互補完と部品調達で、山本製作所がサタケから光選別機「ピカ選」など各種選別機を、サタケが山本製作所から汎用乾燥機や農産物保冷庫などを相互に取り扱う。また、本提携の対象地域は国内及び国外全地域を対象としている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:08| 知識
