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2009年12月10日

【流通】企業の知的財産を扱う人材の育成活動を支援するサービスをの販売開始

---  日本ユニシス  法人向け“知財人材スキルマネジメントICTサービス” ---

日本ユニシスは、企業の知的財産を扱う人材(知財人材)の育成活動を支援する「法人向け 人材スキルマネジメントICT(注)サービス」を販売開始する。同社がWeb上に開設した知的財産関連のコンテンツを提供する知財力UPサイト「iPowerStation(TM)(アイパワーステーション、以下 iPowerStation」で、知財人材のスキルデータを評価・分析・ダウンロードできる企業管理機能を搭載した同サービスを提供する。

製造業をはじめとした企業は、同サービスから得た人材のスキルデータを、研修やOJTなどと組み合わせて育成サイクルに取りいれることで、中長期的視点で人材投資戦略を立て、着実に人材の「質」と「量」を向上させることができるようになる。これにより、職場が重視する業務やキャリアプランにあわせた人事考課・人材採用が可能になり、有機的・効果的な部門連携の実現に向けた人材の再配置、教育対象者やリーダ候補者の仕分けによる人材投資配分の予測、投資効果の高い研修の採用など、さまざまな面で活用することができる。

昨今の産業界は、急速なグローバル化や付加価値の高度化が進み、従来の知財実務(知的財産権の取得・行使・管理など)だけでは不充分な時代となっている。知的財産権だけではなく研究開発・設計・製造・販売など企業活動を“優位・安全・迅速”に推し進めるためには、経営全体の視点をもった「知的財産マネジメント」が必要不可欠で、知的財産に関わるトラブルは、知的財産部のような専門部署のみならず、研究開発部や営業部など企業内の多くの部署で発生しており、それに伴い知的財産視点で事業や技術開発を考えることができる人材の必要性が高まっている。

日本ユニシスでは、製造業の顧客に対して調査を行い、その半数が、知的財産マネジメントの必要性を認識していながらも能力や社内環境の課題を理由に取り組めないという結果を得て、年々増え続ける企業の知財人材の育成ニーズに応えるため、「法人向け 人材スキルマネジメントICTサービス」を開発した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通