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2009年12月02日

【物流】ゲートオープン時間拡大 モデル事業開始

国土交通省は12月1日より「コンテナターミナルにおけるゲートオープン時間の拡大に向けたモデル事業」を名古屋港の全コンテナターミナルでスタートする。通常午後4時30分までのゲートオープン時間を午後8時まで拡大し、配車の効率化を図る予定。

例えば、輸出貨物で現行のゲートオープン時間の午前8時30分〜午後4時30分内に搬入が間に合わない場合、倉庫や工場で仮置きし、翌日に対応せざるを得ない。リードタイムが延びてしまう上、仮置きの用地代、荷役作業、セキュリティー確保のために余分なコストが発生することになる。夜間のゲートオープン時間が拡大されれば、同日中の搬入が可能になり、コスト削減も期待できる。

午後4時30分以降の作業については、時間外利用料金が発生するため、20フィートで2,000円、40フィートは3,000円を利用者が負担する。しかしながら、時間外に並んでいる車両が増えている港もあり、ターミナルの混雑が解消しないまま、午後4時30分以降にゲートに並んでいれば「有料」になるというデメリットもある。12月のスタート後、ターミナルと協議会を立ち上げる予定で、モデル事業の実証実験を通して問題の検証を急ぐ。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連