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2009年11月27日

【物流】国交省 港湾セキュリティー強化

国土交通省は13日、コンテナターミナルゲートの出入管理情報システム導入に向け、「出入管理情報システム導入促進会議」を立ち上げ、調整に入った。
港湾保安対策の一環として、海外主要港と同様のセキュリティーレベルを確保することを目的に、ICチップを用いた全国共通の通行証「ポートセキュリティーカード」およびカードリーダーによるゲート出入管理情報システムの導入に向けた検討に着手。2010年度中には横浜港と神戸港で試行運用の開始を予定している。

諸外国の事例をみると、シンガポール、オランダなど海外主要港では、偽造防止が施されたIDカードの利用や本人の成り済まし防止に有効な生体認証を採用している。テロ被害国である米国でも、今年4月に米国全港湾に「TWIC(運輸労働者身分証)カード」を適用しており、港湾管理者、ターミナル、海貨、トラック事業者など120万人超にカードを発行している。

しかし、システムの導入は、円滑に運用されなければ一層のゲート混雑を引き起こす可能性もあると港湾物流関係者の間では波紋が広がっている。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連