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2009年11月12日

【物流】飲酒運転防止に向けた検討会発足

国交省は12月にも「新たな飲酒運転防止技術に関する検討会」(仮称)を発足させ、運転者が飲酒状態にある場合は車輌のエンジンを始動しないようにするアルコール・インターロック装置の普及促進を目指す。

アルコール・インターロック装置は2006年に福岡県で起きた飲酒運転事故をきっかけに活用機会が高まり、翌年には内閣府の検討会により「呼気吹き込み式装置の技術指針策」が策定された。現在は呼気吹き込み式装置についてはゼタオクテットなどが開発、販売を開始しているが、新たにトヨタ自動車によって呼気吹き込み式のアルコール・インターロック装置が開発され、日野自動車製のトラックやその他の公用車に設置し、11月末日まで実証実験を行う。この結果を用いて、国交省は調査研究に着手していく。

又、国交省は事業用自動車総合安全プラン09内に、ユーザーが適合品を容易に識別できるよう、呼気吹き込み式アルコール・インターロック装置の認定制度の創設などを行い、普及促進する内容を含めており、自動車交通局技術安全部にて2011年度を目標に指針の最終化、制度の創設を目指し、検討を進めている。更にプラン09の重点施策では、呼気吹き込み式以外の手のひらの汗や臭気センサーといった新たな技術の開発、実用化についても明記されており、2011年度中の策定は技術指針の今後の領域が多いため難しいとされるが、研究調査を進めていく予定である。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連