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2009年11月04日

【物流】高速道路利用に関するアンケートの実施

先月14日、全ト協は全国の8,000事業者に対し「高速道路の利用に関するアンケート」を一斉に配布しており、昨年10月の高速道路通行料金の割引拡充について導入前後の利用の変化などを調べている。(提出締切日は先月30日となっているが、回収率を出来るだけ引き上げる措置も取る予定)

11月中旬に公表する調査結果を踏まえ、新政権が公約に掲げる高速道路通行料金の段階的無料化に対応。併せて、全ト協が来年度税制改正要望に盛り込んだ「営業者特別割引の創設」と「高速料金の大幅な引き下げ」を訴える理論武装のデータにする、としている。

設問は、@.会社概要、利用実態(11項目)、A.平日全時間帯3割引き導入以降の高速利用(3項目)、B.乗用車の土日・祝日の1,000円乗り放題による影響(4項目)、C.高速料金の段階的無料化(4項目)。これらの質問には、割引による運賃値引き要請の有無、荷主からの高速料金収受状況、料金割引の経営に対する効果、理想的な料金制度の在り方なども含まれている。

全ト協は、高速道路通行料金の無料化について、財源確保難によるネットワーク、混雑渋滞による物流への影響や、保守整備への支障などから慎重姿勢をとっており、当面は、営業用トラックに対する特別割引制度のほか、基本料金の半額以下の大幅な引き下げ、現行大口・多頻度割引の充実を求めていく。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連