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2009年09月18日

【知識】レスキューナウ、IIJ、日本HP シンクライアントを軸にした新型インフルエンザ対策で協業

レスキューナウインターネットイニシアティブ(以下:IIJ)、日本ヒューレット・パッカード(以下:日本HP)の3社は、シンクライアントを軸とした新型インフルエンザ対策をはじめとする、パンデミック対策ソリューションの提供において協業する。このソリューションは、IIJ、IIJのグループ会社のアイアイジェイテクノロジー(以下:IIJ−Tech)およびレスキューナウの3社を通じ、10月1日から受注開始する。

新型インフルエンザA(H1N1)は現在も世界中で感染が拡大しており、日本国内では流行シーズンである秋から冬にかけて、感染者のさらなる増加が懸念されている。感染拡大の影響は社会機能全般に及ぶことが予測され、企業においてはそのリスクを最小限に抑えるための対策が求められている。しかし、従来多くの企業においては、企業内で既に感染が発生している状況下で感染予防の対策はあるが、感染の拡大を防止しながら事業を継続させる具体策までは浸透していない。新型インフルエンザA(H1N1)は現在のところ致死率も低く、想定されていたH5N1のような大規模な事業縮退オペレーションは必ずしも必要ではないとされているが、社内での感染者発生や、学校等が休校になった場合に、短期間在宅勤務を可能とするIT環境が必要となる。

レスキューナウ、IIJ、日本HPの3社は、このような背景の具体的な手段として、感染段階に応じた適切な対策を策定する「リスクコンサルティング」、在宅勤務に対応する「通信・ネットワークサービス」、自席と同一のPC環境を自宅や外出先で利用できるセキュアな「IT機器」の3つをパッケージ化し、すぐにでも利用できるソリューションを実現した。

感染が拡大しつつある今の時期に合わせ、実際に感染が発生した後の対応計画実行を中心とした、社内マニュアルの作成支援、社内説明会の開催、関連情報の提供などを纏めた「新型インフルエンザA(H1N1)対策 BCP(事業継続計画)オペレーションパック」(レスキューナウ)。「通信・ネットワークサービス」として、外出先で使える定額制の高速データ通信「IIJモバイル」と、自宅から社内PC環境への安全な接続が行えるリモートアクセスサービス「IIJセキュアリモートアクセス」(IIJ)。「IT機器」として端末にデータを保持しないセキュアなモバイルシンクライアント「HP Compaq 2533t Mobile Thin Client」(日本HP)。これらをパッケージ化し提供する。このパッケージにはモバイルシンクライアントの初期設定サービスも含まれるため、顧客企業は短期間でスムーズな新型インフルエンザ対策の導入が可能。また、より抜本的な対応策として、デスクトップ仮想化ソフトウェア「Citrix(R) XenDesktop(TM)」をバンドルした日本HPの「HP ProLiant サーバー Ganeration6」を加えたオプションも用意しています。このパッケージを導入すれば、パンデミック対策と同時に、通常時においても効果的なPC運用が可能となり、企業におけるPCのTCO削減とセキュアな環境を実現する。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識