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2009年09月03日

【物流】国交省 地域標準コスト設定に向け始動

国交省は、トラック事業者が適正運賃を収受できる対応策として「地域標準コスト」の設定を視野に入れ、近く具体的な検討に着手する方針を固めた。まずは、今年度中に関東地区のモデルコストを策定する予定。

1990年の物流2法施行による規制緩和で、ここ数年、参入事業者が大幅に増加。競争の激化や利用運送事業の緩和もあって、請負の多層化などによる中小事業者の運賃下落が著しく、「標準運賃の設定」「認可運賃の設定」を求める意見が浮上している。

同省は、全ト協との連携により、運輸局単位で地域トラック事業のコスト分析に着手する方針で、調査・分析に当たっては当該の各トラック協会で規模や事業内容を踏まえ事業者を抽出する。来年度以降には全地区でコスト分析を実施する予定。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連