<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2009年09月02日

【流通】サッポロビール 宇宙でのビール用ホップの保管実験に参画

--- 世界初 宇宙におけるビール用ホップの保管実験参画 ---

サッポロビールは、リバネスと連携し、世界で初めて宇宙におけるビール用ホップ保管実験に参画する。

この実験は、今回で2回目となる宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)による国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟での有償利用実験に、初回から参画しているリバネスの「宇宙教育プロジェクト」(※3)の一環として実施される。JAXAによる公募の結果、対象品種の一つに認可されたサッポロビール育種ホップの種子が、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟での約6ヶ月間の保管実験のため、日本時間29日12時59分に、アメリカフロリダ州のケネディー宇宙センターからディスカバリー号(ミッション番号STS−128)から打ち上げられた。今後、2010年2月までの半年間「きぼう」にて保管され、山崎直子宇宙飛行士と共に地球へ帰還する予定となっている。

このホップ種子は、サッポロビールのホップ育種研究の中枢である、バイオ研究開発部北海道原料研究センターで交配・採種されたもので、「きぼう」から帰還した後に、同センターで宇宙空間がホップに与える影響について様々な試験を行うほか、宇宙科学教育への利用や、将来的なビールへの使用も計画している。

サッポロビールでは、既に2006年よりロシア科学アカデミー生物医学研究所と岡山大学資源生物科学研究所の杉本学准教授による「極限環境ストレスの大麦への影響調査」の共同研究に、サッポロビール開発品種「はるな二条」を宇宙における試料種子として提供することで、同研究に参画している。

 

■ 物流情報・物流サービスが満載、「株式会社 合通」のホームページ

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通