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2009年08月28日

【環境】ブリヂストンの超低燃費タイヤ用ゴム材料の研究開発をNEDOが採択

ブリヂストンは、「3次元ナノ階層構造制御による超低燃費タイヤ用ゴム材料の研究開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「2009年度ナノテク・先端部材実用化研究開発」のテーマに採択されたと発表した。

同社は、環境負荷低減の観点から、タイヤのライフサイクルで最もCO2を排出する「製品の使用段階」でのCO2排出量が、タイヤの転がり抵抗を低減させることにより削減可能であると考え、低燃費タイヤ用ゴム材料の研究・開発に取組んでいる。これまでにも、「ナノプロ・テック」を開発し、省燃費タイヤとしてトラック用のタイヤにも使用し、販売している。

今回の研究では、ナノ階層構造制御により現行乗用車用タイヤ比で転がり抵抗50%低減、耐摩耗性25%向上を実現するゴム材料の開発が目標で、研究成果の発表は3年後を予定している。タイヤの転がり抵抗は自動車のエネルギー消費の大きな割合を占めるため、低燃費タイヤの実現は運輸部門のエネルギー効率化を達成するための重要技術として期待されている。

 

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投稿者:gotsuat 10:00| 企業の取り組み 【機関別】