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2009年08月25日

【知識】JALと日本郵船 航空貨物事業の再編・統合に向け協議開始

日本郵船と日本航空の連結子会社である日本航空インターナショナル(以下:JAL)は、JALと日本郵船の連結子会社である日本貨物航空(以下:NCA)とがそれぞれ運営する航空貨物事業において事業の再編と統合に向けた協議を開始する。

米国発の金融危機を発端とする世界同時不況の進行により、航空貨物事業が需要の激減と市況の低迷という非常に厳しい環境に置かれる中、航空貨物事業の収益性を確保した上で持続的な成長と発展を追求していくことが企業経営における至上命題となっている。この中で日本郵船とJALは、国内最大手2社であるJALとNCAの航空貨物事業の再編と統合により「本邦唯一かつ最大の航空貨物事業専業体制」を構築することがJALとNCAの収益性を抜本的に改善し、かつ日本郵船とJALの企業価値を向上させることにつながり、航空貨物事業の持続的な成長と発展に資すると判断した。

JALとNCAは2009年3月29日よりコードシェア貨物便の運航を開始し、両社の顧客の選択肢を増やすことで利便性の向上を図ってきたが、事業の再編と統合により両社がこれまで築いてきた航空貨物の取り扱いに係わるノウハウを共有した上でお客さまに高品質なサービスをご提供して一層の利便性向上を図る。また事業の再編と統合によるスケールメリットを活かしながら両社のお客さまの更なる利便性向上を図り、加えてコスト効率性を更に推進させていくことで、真に国際競争力のある体制を構築して、日本の産業界の発展に寄与していくことを目指す。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識