2009年08月12日
【物流】国交省 地方ブロック別整備方針策定へ
国交省は「広域地方計画」と「地方ブロックの社会資本の重点整備方針」を決定した。
「広域地方計画」では、北海道・沖縄を除く8つの地方ブロックごとに、各々特色ある戦略を描いており、計画期間は概ね10年間。ブロック内では都市と産業の強化、安心して暮らせる生活圏域の拡充を掲げ、ブロック外に向けては東アジア諸国との交流・連携を図る。物流関連では国際海上コンテナターミナル整備による国際物流機能強化や物流を結ぶ道路ネットワーク構築、国際空港の国際協力強化などが挙げられている。
「地方ブロックの社会資本の重点整備方針策定で」は、北海道・沖縄も含めた10ブロックでの道路、空港、港湾などの具体的な整備方針を定めている。計画期間は2008年〜2012年度までの5年間で、現状と課題を挙げた上で、広域地方計画などに基き目指すべき将来の姿を提示し、社会資本整備の重点目標、指標、主要事業・施策を挙げている。
ブロック別に見ると、関東ブロックでは拠点空港の容量など機能拡大、東京外郭環状道路など3環状道路の整備、スーパー中枢港湾の整備を挙げ、中部ブロックでは国際空港と一体になったスーパー中枢港湾プロジェクトの充実・深化、港湾・空港の輸出入手続きサービスの高度化などを明らかにしており、国際物流の機能強化に向けたプロジェクトが出揃っている。
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投稿者：gotsuat 10:02| 行政関連
