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2009年08月07日

【知識】日本NIとジャパンプローブ 超音波スキャナーシステム開発のため技術相互支援

日本ナショナルインスツルメンツ(以下 日本NI)とジャパンプローブは、工業用の超音波高速自動検査システム実現に向けた技術相互支援を行う。既に日本NIのデジタイザを始めとする製品が、ジャパンプローブにおける超音波スキャナシステムの開発に採用された。NI製品は、超音波探傷システムの開発に携わるエンジニアのアプリケーション開発工数の削減と、別のシステムとのシームレスな統合、カスタム化などの実現に役立てられる。

ジャパンプローブは、非破壊検査業界において、超音波センサ、超音波パルサ・レシーバ等の計測器および検査システムの開発・設計・製造・販売を行ってきた。既存の超音波パルサ・レシーバは、単独で使用することには一定のメリットがある反面、検査を行うのに専用のソフトウェアが必要で、汎用性・拡張性に乏しく、高速でのパルス生成やパルス受信、大量のデジタルデータ処理への対応などの課題があった。

今回、NIの製品を採用することにより、高速かつ大量のデジタルデータ処理、リアルタイム処理が行えるようになったため、システムを高速化し、検査にかかる時間を短縮することができるようになった。

今後は、非接触で超音波探傷が行えるエアープローブと日本NIの製品を連動させた非接触エアースキャニングシステムを開発し、新しい探傷技術のシステム化を目指す。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識