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2009年07月14日

【物流】関西発着のフェリー8社 共同会見開催

関西発着のフェリー8社は6月30日に共同会見を行い、「フェリー業界に対する早期の支援策実施」を求めて動き出した。

昨年秋以降からの急激な荷動きの減少や高速道路通行料金の割引実施の影響により、長距離フェリー業界を取り巻く経営環境は、一段と厳しくなってきた。長距離フェリー協会がまとめた2008年度の航送実績によると、トラック航送実績は124万1,000両(前年度比12.2%減)、乗用車航送は72万3,000両(同12.9%減)、旅客航送も265万7,000人(同12.2%減)と、いずれも2ケタ台の落ち込みとなった。

関西発着のフェリー業界は「現状のままでは数年どころか1年も持たない」と述べ、国に対する不満を表面化。「税金を吸い込んだ道路との競争は不公平」「(貨物輸送を環境負荷が低い鉄道や船に切り替える)モーダルシフトの動きに逆行している」など、高速道路値下げに約5,000億円を投じる国の政策を厳しく批判した。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 物流事業者