<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2009年06月22日

【物流】全ト協 SAS検討会を設置

全ト協は、交通事故につながりやすいSAS(睡眠時無呼吸症候群)患者への対応を探るため、行政・医療関係者・トラック労使らで構成する「検討会」を設置すると発表した。

SAS患者による交通事故を未然に防ごうと、平成15年のJR西日本の列車脱線事故以後、会員に対し啓発活動を開始し、平成17年度からはSASスクリーニング検査費用助成措置を導入。導入後5年間で受診者は延べ10万人に達した。

しかし、SASスクリーニング検査を受けた10万人のフォロー調査を実施したところ、精密検査を受けなければならない人の3割が未受診で、治療を要する人の半数が治療を断念していることが明らかとなった。

これを受け、SAS治療における実態と問題点を探り、今後SAS対策をどう推進するかを議論する「検討会」が設置されることとなった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連