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2009年06月08日

【知識】味の素と水産総合研究センター 西日本太平洋沿岸のカツオ資源の共同調査を開始

味の素は、水産総合研究センター遠洋水産研究所と西日本太平洋沿岸におけるカツオ資源の共同調査を開始し、奄美大島周辺海域において、カツオ1000尾の標識放流を実施した。

世界のカツオ資源は、海域ごとの国際組織によって保護・管理されており、その資源量は豊富で安定した状態を保っていると報告されているが、一方で、世界的な魚食の増加、漁場への温暖化の影響、部分的に不漁傾向にある海域の存在等の懸念されている。

西日本太平洋沿岸海域では、2008年度までの5年間、曳縄や小型一本釣りによるカツオの漁獲量が減少傾向にあり、今回の調査を通じて、同エリアにおけるカツオ漁獲量減少についての仮説を検証する。なお、1000尾に及ぶカツオの標識放流は、黒潮流路沿いカツオ回遊経路の途上から西日本太平洋沿岸への来遊群を対象とした標識放流では最大規模。

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投稿者:gotsuat 10:27| 知識